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一般社団法人日本人材育成協会

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「就活」解禁、6月に前倒し=来年から、経団連が方針-2年連続変更!(平成27年11月10日.時事通信)
経団連の榊原会長は平成27年11月9日の記者会見で、大学生の面接など採用選考の解禁日に関し、現行の8月から2カ月程度前倒しして、来年は6月に変更する方針を明らかにしました。会社説明会は今年に続き3月開始とします。今後、政府や大学などと調整した上で、月内に最終決定する。新ルールが決まれば、現在の3年生から適用されることになります。

●採用活動の解禁日は今年、「大学生の勉強時間の確保」を目的として、会社説明会は3年生の12月から3月、面接などは4年生の4月から8月にそれぞれ変更したばかりで、2年連続の変更となります。経団連は選考活動の8月解禁について、採用期間の長期化を招き、中小企業や学生の負担が重くなったと判断しました。現在2年生の採用活動に関しては改めて議論する予定です。

●榊原会長は2年連続となる解禁日の変更について、「学生、企業ともに活動が長期化し、さまざまな問題を生じた」と強調。大学や短大の団体から日程の据え置きを求められていますが、「問題点を知りながら、もう1年続けることは責任ある立場としては取るべきではない」と述べました。解禁日を今年から変更したのは、政府が学生の春休み・夏休み期間に就職活動ができるよう求めたことに配慮したためです。経団連はこれに伴い、会社説明会の開催期間が従来の4カ月から5カ月に延長されたことから、採用期間が長期化したとみています。今年の変更により従来、大企業が終わってから面接などを始めていた中小企業も影響を受けた。計画通りに新卒を確保できないことを恐れ、例年より早く採用活動を始めたケースも多く、結果的に採用期間の長期化につながります。このため、中小企業が多く所属する東京商工会議所も、6月への変更を主張していました。

►One-point
新卒学生の就活開始時期が、毎年のように変わっています。企業及び学生も戸惑っているようです。昨年まで4月、今年は8月、来年は6月から。問題が生じて変えるのでしょうが、責任については、経団連側は、「政府の要請に従っただけ」という立場で、政府側は、「政府は何もしておりません。経済界と大学側で、学生のことを考えながら議論していくことが大事」と突き放した形だといいます。
 

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