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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

大和ハウス工業支社 長時間労働で労基署から是正勧告!(平成29年9月28日.NHKnews)

大手住宅メーカー「大和ハウス工業」の埼玉県川越市にある支社が、おととし営業担当の社員に対して、いわゆる「過労死ライン」と呼ばれる月100時間を超える残業をさせていたとして、労働基準監督署から是正勧告を受けていたことがわかりました。是正勧告を受けたのは、川越市にある「大和ハウス工業」の埼玉西支社です。

●大和ハウス工業などによりますと、この支社ではおととし5月、20代の営業担当の男性社員に対して、いわゆる「過労死ライン」と呼ばれる月100時間を超える109時間の残業をさせていたとして、ことし6月、労働基準監督署から是正勧告を受けたということです。男性は、こうした長時間労働などが原因で適応障害を発症したと主張していて、新卒で入社してから2年後の去年5月に退職したということです。

●大和ハウス工業では、近年、働き方改革を進めていて、事前に残業を申請しないと強制的に定時でパソコンが使えなくなるように設定したり、照明が自動的に消えるようにしたりするなど、長時間労働の削減に力を入れてきましたが、男性は残業をしても申請しづらい状況があったと話しています。男性は、「9時に電気も落ちて鍵も閉まるんですけど、9時になっちゃったからいったん外出てって言われて、駐車場の車で電気つけてずっと仕事したり、実際は働いていても、とても残業代を申請できる状態になかった」と話しています。
2017年09月28日 09:18