男性の育休 取得率7.48% 前年比増も低水準にとどまる!(令和2年8月3日.NHKnews)
去年、育児休業を取得した男性の割合は、前の年よりわずかに増えたものの、7.48%だったことが分かりました。ことしまでに13%に引き上げるとする目標と比べると低い水準にとどまっていて、厚生労働省は「男性も希望どおり育休を取得できる職場環境を整えていきたい」としています。●厚生労働省によりますと、去年10月の時点で育児休業を取得することができる人のうち実際に取得した人の割合は、女性が83%だったのに対し、男性は7.48%でした。男性の育休の取得率は、前の年を1.32ポイント上回りこれまでで最も高くなっていますが、政府が掲げている、取得率をことしまでに13%、5年後までに30%とする目標と比べると、低い水準にとどまっています。
●厚生労働省は「企業の中で、男性が育児休業を取りにくい雰囲気があるという声もあがっている。特に出産直後に休みがとれる仕組みを検討するなどして、男性も希望どおり育休を取得できる職場環境を整えていきたい」としています。
2020年08月03日 08:57