オリエンタルランド、ダンサーに配置転換要請へ 退職も!(令和2年9月15日.朝日新聞)
東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは9月14日、約4000人いる正社員と嘱託社員の冬の賞与を7割削減することを明らかにしました。イベント中止で仕事がなくなったとするダンサーらには配置転換や退職を求める方針です。●コロナ禍で、東京ディズニーランドとディズニーシーは2月末から臨時休園となりました。7月1日から再開しましたが、来園者数は通常の半分以下に抑えています。主要なイベントも中止するなど影響は長引きそうです。オリエンタルランドには正社員と嘱託社員が約4000人、キャストと呼ばれるアルバイトが約20,000人います。正社員と嘱託社員の冬の賞与は当初計画より7割減らします。今の賃金制度で社員の賞与削減は初めてといいます。
●時給で働くダンサーなどの出演者は約1,000人います。イベント中止で業務がほぼなくなっているとして、飲食店など他の業務への転換を求めます。退職支援金を用意し、辞めてもらうことも選択肢だといいます。約20,000人のアルバイト向けに増額していた休業補償は、10月以降もとに戻すといいます。役員報酬の削減も進めます。6月以降、代表取締役が30%減、取締役と監査役が20%減などとなっていましたが、さらに減らす方針です。
2020年09月15日 12:19