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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

10年後に「成長する仕事」と「衰退する仕事」。米国労働統計局が予測!(令和3年10月4日.FINDERS)

米国労働統計局は先月、2030年までに米国の雇用者数は1190万人増加し、7.7.%成長するなどといった内容の雇用予測を発表しました。
あくまで米国における雇用予測ではありますが、今後「成長する仕事」と「衰退する仕事」をラインナップしております。
私たち日本人も大いに参考になるのではないでしょうか。

雇用者数の上昇率トップ10「成長する仕事」はこちら
1位 風力発電タービン技師 +68.2%(+4700人)
2位 診療看護師 +52.2%(+11万4900人)
3位 太陽光発電ソーラーパネル設置業 +52.1%(+6100人)
4位 統計学者 +35.4%(+1万4900人)
5位 理学療法士アシスタント +35.4%(+3万3200人)
6位 情報セキュリティアナリスト +33.3%(+4万7100人)
7位 在宅医療・身辺介護補佐 +32.6%(+112万900人)
8位 医療ヘルスケアマネージャー +32.5%(+13万9600人)
9位 データサイエンティスト等 +31.4%(+1万9800人)
10位 医師アシスタント +31.0%(+4万100人)

雇用者数の下落率トップ10「衰退する仕事」はこちら
1位 文字入力 -36.0%(-1万6300人)
2位 駐車場監視員 -35.0%(-2800人)
3位 原子炉管理 -32.9%(-1800人)
4位 裁断師 -29.7%(-2400人)
5位 テレフォンオペレーター -25.4%(-1200人)
6位 時計修理業 -24.9%(-700人)
7位 訪問販売員・路上販売員 -24.1%(-1万3000人)
8位 電話交換手 -22.7%(-1万3600人)
9位 データ入力 -22.5%(-3万5600人)
10位 靴機械操作 -21.6%(-1100人)

●雇用者数の下落率の上位のほとんどは事務・業務補助職になります。また、商品・サービスの生産、営業職も減っています。これらはすべて機械化・自動化が要因です。音声を文字に変換するソフトウェアがあれば文字入力の仕事は不要になります。逆に「成長する仕事」はどれも、専門技術や知識など求められるものばかりです。需要のある雇用を掴むため、私たちは時代の風を読み取りながら、日々勉強に励む必要がありそうです。
2021年10月04日 09:43