「残業代ゼロ」成立断念 次期国会へ法案先送り!(平成27年8月3日・共同通信)
政府、与党は平成27年7月29日、一部の労働者を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」創設を柱とする労働基準法改正案の今国会成立を断念しました。●安全保障関連法案をめぐり内閣支持率が低下する中、「残業代ゼロ法案」と批判の強い改正案の成立は困難と判断しました。秋の臨時国会での成立を目指す方針です。
●改正案は4月に閣議決定され、今国会に提出されましたが、安保法案の衆院採決強行による国会空転や、日本年金機構の個人情報流出問題に関する審議が厚生労働委員会で続いたあおりを受け、まだ審議に入っていません。
2015年08月03日 13:23