「うまい棒」製造メーカーで長時間労働の疑い 時間外120時間超も!(令和4年8月23日.朝日新聞)
スナック菓子「うまい棒」を製造する茨城県常総市の菓子メーカー「リスカ」で違法な長時間労働があったとして、常総労働基準監督署は令和4年8月22日、法人としての同社と、武藤秀二社長を労働基準法違反の疑いで書類送検し、発表しました。●発表によりますと、同社は2021年1~11月、同市内にある石下工場の従業員9人に対し、時間外労働に関する労使協定(36協定)で定められた上限を超えて働かせた疑いがあります。1カ月あたりの時間外労働が100時間を上回ったり、複数月の平均で80時間を超過したりし、最長で月に約120時間に及ぶ例があったといいます。
●リスカのホームページによりますと、同社は1971年創業。うまい棒などの菓子を製造しています。同社総務部の担当者は「従業員が集まらないことなどが背景になって、数年前から長時間の時間外労働が指摘されていました。書類送検されたことについては、反省すべき点が多い。会社を挙げて再発防止に取り組む」と話しています。
2022年08月23日 08:49