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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

健康保険証を2024年秋に廃止、「マイナ保険証」に一本化…河野デジタル相発表!(令和4年10月13日.讀賣新聞)

河野デジタル相は令和4年10月13日午前に記者会見し、現行の健康保険証を2024年秋に廃止することを目指すと発表しました。マイナンバーカードを保険証代わりに使う「マイナ保険証」に一本化し、カードの普及を加速させます。

●医療機関を受診する際に欠かせない保険証の機能をマイナンバーカードに集約することで、カードを全国民に幅広く利用してもらう狙いがあります。政府はマイナンバーカードをデジタル社会の基盤と位置づけ、2022年度末までに「ほぼ全国民」への普及を目指しているところです。カードの新規取得者らに最大2万円分の「マイナポイント」を付与する事業も進めています。しかし、カードの交付率は9月末時点で49・0%にとどまっているといいます。保険証を廃止し、マイナンバーカードを使って保険資格を確認するようにすれば、医療機関側が氏名や住所をシステムに入力する手間が省けます。保険資格を失った人が、誤って保険証を提示するミスもなくなる利点があります。

●政府は医療機関や薬局に対し、マイナンバーカードで保険資格を確認するシステムの導入を2023年4月から原則として義務づけます。今後はこうしたシステムの導入が円滑に進むかや、保険証廃止後もカードを取得しない人にどう対応するかが課題になります。政府はすでにマイナンバーカードと運転免許証の一体化も検討しているほか、新たに創設する「デジタル田園都市国家構想交付金」の査定では、自治体ごとのカード普及率を考慮する方針で、取得を後押しする施策に力を入れる方針です。
2022年10月13日 11:09