奈良市長の元秘書 残業代未払いなどで慰謝料支払い求め市提訴!(令和5年1月23日.NHKnews)
奈良市の仲川市長の秘書を務めていた元職員の男性が、市に対して未払いの残業代やパワハラを受けたことに対する慰謝料など、合わせておよそ1230万円の支払いを市に求める訴えを奈良地方裁判所に起こしました。●訴えを起こしたのは奈良市の元職員の男性です。訴状によりますと男性は市の職員時代仲川市長の秘書などを務めていましたが、
▼所定勤務時間を超えて働いた分の賃金や、
▼休日や夜間の勤務時の割り増し賃金などが適切に支払われなかったとしています。さらに、仲川市長や幹部職員から、
▼スケジュール表などの資料を地面に放り投げられて拾わせられたり、
▼ほかの職員がいるところで叱責されたりするパワハラを受け、退職を余儀なくされたとしています。
●男性は、市に対し、未払いの賃金や慰謝料などあわせて、およそ1230万円の支払いを求める訴えを奈良地方裁判所に起こしました。原告の代理人の弁護士は、「裁判を通して奈良市に対し法令順守と職場環境の整備を促していきたい」としています。一方、奈良市の仲川市長は、「元職員の訴えについては訴状を確認してないので現段階ではコメントできない。代理人を通して対応したい」とコメントしています。
2023年01月23日 09:17