トラックGメン、21日に新設 取引適正化へ荷主など監視 態勢倍増!(令和5年7月18日.産経新聞)
トラック運転手の残業規制強化に伴う人手不足の深刻化が懸念される「2024(令和6)年問題」で、国土交通省は18日、荷主と立場の弱いトラック業者との取引の適正化を目指し、両者による取引を監視する「トラックGメン」を21日に新設すると発表した。●これまで国交省はサイト上に設置した「目安箱」などで提供された情報に基づき、調査を進めて荷主側に貨物自動車運送事業法に基づく「働きかけ」、さらに強く改善を促す「要請」を行ってきた。
●要請より強い対応の「勧告・公表」が行われた事例はないという。
●物流の2024年問題を巡っては、他業界に比べて労働時間が長く、低賃金とされるトラック運転手の労働環境の改善が急務となっている。
2023年07月18日 15:18