「ちいかわ」「スパイ教室」福祉事業所がアニメ受注 障害特性生かし!(令和5年12月3日.朝日新聞)
発達障害などの特性を生かし、「ちいかわ」や「スパイ教室」など人気アニメの制作に携わる福祉事業所がある。福祉関連の施設でテレビアニメ制作に携わるのは珍しく、海外からの仕事も受注する。利用者の月収も増え、やりがいや自信につながっている。●福祉事業所「シェイクハンズ三条烏丸」(京都市中京区)を訪れると、壁いっぱいに描かれたイラストと「アニメスタジオ」の文字が目に飛び込んできてカウンターや仕切りがあるブース、オープンスペースがあり、音楽が流れる。
●利用者はそれぞれが落ち着く場所でパソコンに向かい、イラストを描いたり編集をしたりしている。
●同所は、一般企業で働くことが難しい人が対象の「就労継続支援B型事業所」。現在、精神障害や発達障害のある20~30代の10人が通う。
●また、短縮した時間は問わず、給付の対象にする方針だ。子育て世代が育児と仕事を両立できるように柔軟に働くことを後押しする。
2023年12月04日 11:48