TOP

一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

大手はいいが…物価高に苦しむパート、中小企業はデフレマインド強く!(令和6年3月14日.朝日新聞)

春闘は13日、集中回答日を迎えた。大手企業では過去最高水準の賃上げが相次ぐなか、非正規労働者の賃上げも進んでいる。一方で中小企業は価格転嫁に課題が残り、賃上げが進むかは見通せない。
●人手不足を背景に、働き手の4割近くを占める非正規労働者の賃上げも進む。
●イオンは昨年12月、グループの労働組合連合会と全体で約40万人いるパートの時給について、約7%引き上げることで労使合意した。
●多くのパートを抱えるグループの労使が率先して賃上げの方針を示すことで、賃上げや日本全体の働き手の生活を守ることにつなげたい考えだ。
●イオンと労連は2022年に労働協約を結び、年間を通して賃金などを議論する仕組みを作った。総合スーパーを展開するグループの中核子会社、イオンリテールが前年より1週間ほど早く妥結するなど早期化につながった。
●流通や外食などの労組でつくるUAゼンセンによると、4日午前10時までに23組合が妥結。
●パートの平均賃上げ率は7・03%と正社員の6・70%を上回った。
 
2024年03月14日 10:00