実質賃金、過去最長の24カ月連続マイナス 物価高続く!(令和6年5月8日.朝日新聞)
厚生労働省は9日、3月分の毎月勤労統計調査(速報)を発表。●物価の影響を考慮した働き手1人あたりの「実質賃金」は前年同月より2・5%減り、24カ月連続で減少した。
●比較可能な1991年以降で、2007年9月~09年7月の23カ月連続を超えて過去最長となった。
●賃金の上昇を上回る物価高が続いている。
●今年3月分では、労働者が実際に受け取った名目賃金にあたる現金給与総額は、0・6%増の30万1193円だった。
●一方、実質賃金の計算に使う3月の消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合)が3・1%上がり、この物価上昇分を差し引いた実質賃金はマイナスとなった。
2024年05月08日 12:00