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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

有効求人倍率1.19倍に上昇 5月、完全失業率は3.3%!(平成27年6月29日・日経新聞)

雇用情勢の改善が続いています。厚生労働省が発表しました最新5月の有効求人倍率は1.19倍と前月から0.02ポイント上昇し、23年2カ月ぶりの高水準になりました。雇用環境の好転で就業した人が増え、新たに仕事を探す人が減っています。総務省が発表しました完全失業率は3.3%と、18年ぶりの低水準になった前月と同じでした。

●有効求人倍率は全国のハローワークで仕事を探す人1人に対し、企業から何件の求人があるかを示します。倍率が高くなるほど、求職者は仕事を見つけやすく、企業は採用が難しくなります。

●新規求職申込件数は47万2079件と前年同月比で10.8%減りました。一方、新規求人数も77万3440人と前年同月比で4.0%減りましたが、求職者が減った方が大きく影響を与えました。
●失業率も改善傾向が続いています。完全失業率は働ける人のうち、職に就かずに仕事を探している完全失業者の割合です。女性の失業率は前月から0.2ポイント下がって3.0%と20年3カ月ぶりの低水準になりました。景気回復に伴う人手不足で、女性の就業が進みました。完全失業者数は前年同月よりも18万人減って224万人でした。総務省は「雇用情勢は引き続き改善している」との判断を示しています。

►ポイント
5月完全失業率------3.3%
5月有効求人倍率----1.19倍

2015年06月29日 14:23