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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

「クビにするぞ」…積水ハウス社員の自殺 6000万円で和解 大阪地裁!(平成27年4月2日・産経新聞)

積水ハウスの社員だった当時35歳だった男性が自殺したのは、上司のパワーハラスメントが原因として、両親が同社に慰謝料など約9300万円の損害賠償を求めた訴訟は、同社が解決金6000万円を支払う内容で、大阪地裁で和解したことが平成27年4月2日分かりました。

●訴状などによりますと、男性は平成22年8月から兵庫県内の事務所でクレーム対応などを担当。上司から長期にわたり、指導監督不足を理由に「死ね」「クビにするぞ」「給料泥棒」などと繰り返し罵倒され、平成23年9月に自殺を図り、大阪市内の川で溺死しているのが見つかりました。

●神戸西労働基準監督署は平成24年8月、男性が自殺したのは業務上の心理的負担で適応障害を発症したことが原因と認定しました。両親は平成25年2月に訴訟を起こし、同社側は「上司は指導のために叱責したが、罵倒はしていない」と反論していました。積水ハウスは「円満解決のために和解したが、コメントは差し控える」としています。
2015年04月02日 16:10