「労組結成で解雇は不当」エミレーツ航空元社員3人が提訴 大阪地裁!(平成27年2月23日・産経新聞)
アラブ首長国連邦(UAE)の大手航空会社「エミレーツ航空」の元社員3人が、「労組を結成したため解雇された」として、同社に正社員としての地位の確認などを求める訴訟を大阪地裁に起こしました。●訴状によりますと、3人は大阪、兵庫両府県の40代の日本人男女。平成24年2~5月に入社し、大阪市内の支店で勤務していましたが昨年6月、所属するコールセンターの廃止を理由に自宅待機を命じられ、同年9月に整理解雇されました。
●3人は上司のパワハラや残業代の未払いなどへの対応を求め、平成25年1月に労組を結成しまし、解雇直前まで同社と団体交渉していました。原告側は、多くのスポンサー契約を結び、新規採用を続けるなど同社の経営状態は良く、整理解雇が許される法的要件を満たしていないと主張。「解雇は組合活動への報復だ」と訴えています。エミレーツ航空は「コメントは差し控える」としています。
2015年02月23日 10:50