保育士や介護士が労組結成 労働環境の改善を!(平成28年6月17日.NHKnews)
保育や介護の職場で働く人たちの労働環境を改善するため、保育士や介護士で作る労働組合が結成されました。「低賃金で長時間働かされる状況を変えてほしい」と訴えています。●この労働組合は、介護士と保育士の女性たちおよそ10人で結成し、「介護・保育ユニオン」と名付けました。平成28年6月16日、メンバーなどが記者会見し、このうち、仙台市の介護施設で働いていた30代の女性は「人手が足らず働く環境が悪化し続け、自分の能力を生かそうと思っても発揮できなかった」と体験を語りました。
●神奈川県の22歳の保育士の女性は、長時間のサービス残業をさせられて、月給は手取りで13万円ほどしかなかったということで、「子どもの安全を守るため状況を変えてほしい」と訴えました。この労働組合では同じような状況にある介護や保育の現場で働く人から相談を受け付け、支援していくことにしています。
2016年06月17日 09:30