労災事故を虚偽報告、和歌山市の染色会社を書類送検!(平成29年1月10日.産経新聞)
労災事故を虚偽報告したなどとして、和歌山労働基準監督署は、労働安全衛生法違反容疑で、和歌山市加納の染色会社「日出染業」と総務事務担当者の59歳の男性ら2人を書類送検しました。●送検容疑は、平成28年7月、同社の工場内で無資格者が運転するフォークリフトと男性従業員が衝突し、従業員が左足などを骨折する重傷を負う事故が発生したにもかかわらず、同年9月に同署に提出した事故報告書には「従業員が自分で押していた台車に足をひかれ、負傷した」と記載したなどとしています。
●事故後、同署に匿名の情報提供が寄せられたことで、虚偽報告と判明しました。総務事務担当者は「無資格運転を隠蔽するためだった」と話しているといいます。
2017年01月10日 10:24