「厳秘」の人事異動案、文科省で全職員に誤送信!(平成29年1月10日.読売新聞)
文部科学省で、人事課内で閲覧するはずだった職員の人事異動案が、本省の全職員約1700人にメールで誤送信されていたことが平成29年1月10日、わかりました。●誤送信されたのは、今月中旬に発令予定の若手職員ら数十人の異動案。今月4日、人事課の職員が課内の部下らに異動案を送信する際、宛先の設定を誤ったといいます。メールには「厳秘」と記され、対象ポストへの異動予定者以外に、別案で示された他の候補者や、検討段階で異動を見送った候補者も含まれていました。
●文科省によりますと新年から省内の全パソコンが切り替わりメールシステムが変更されました。送信した人事課職員が直後に誤送信に気付き、削除を依頼する一斉メールを送りました。外部への流出はなかったといいます。松野文科相は10日の閣議後記者会見で「秘密保持が必要な情報については、メールを使わないよう情報管理を徹底し、再発防止をはかりたい」と話しています。
2017年01月10日 12:48