北里大病院、勤務ずさん管理 医師の労働時間定めず!(平成30年1月18日.朝日新聞)
北里大学病院(相模原市)が、医師らを残業させるために必要な労使協定(36協定)の結び方が不適切で、協定が無効だと相模原労働基準監督署から指摘されていたことがわかりました。●医師の勤務時間を就業規則で定めずに違法な残業をさせていたなどとして、労働基準法違反で是正勧告や改善指導も受けており、大病院のずさんな労務管理の実態が明らかになりました。
●協定の各部門の代表になるには所属長の推薦が必要なうえ、人事担当の副院長ら幹部が過半数代表の選出に関わっていました。このため選出の手続きが労基法の要件を満たさず、適法ではないと指摘されたといいます。2000人以上いる職員の残業が違法状態にあったことになり、この点でも是正勧告を受けています。
2018年01月18日 16:26