都労働委・国際自動車の不当労働行為認定 復職など命令 ! (平成30年7月24日.毎日新聞)
東京都労働委員会は7月23日、大手タクシー会社「国際自動車」(東京)が定年後再雇用の運転手らの契約を打ち切ったのは不当労働行為に当たるとして、契約が切れた12人のうち、9人の復職と復職までの賃金の支払いを命じました。
●原職復帰が認められ、現在まで在籍していたとみなした15〜29カ月分の賃金総額6000万円の支払いなどを命じました。9人の中には、他社で働いている人もいます。通常は「中間収入控除」といって、他社での収入は差し引かれることが多いですが、今回は控除されませんでした。残る3人のうち2人は、当時75歳で会社の年齢上限だったこと、残る1人は長期間欠勤していたことが理由の雇止めだと認められるとして、不当労働行為とはしませんでした。
2018年07月24日 08:59