TOP

一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

外国人労災死10年で125人…安全確保要請へ!(平成30年11月26日.読売新聞)

日本国内で労災で死亡した外国人労働者数が、2017年までの10年間で125人に上ることが、厚生労働省のまとめでわかりました。厚労省は、日本語に不慣れな外国人労働者が作業手順や事故防止策を十分に理解できていない可能性もあるとして、企業に対し安全対策の徹底を求めます。

●厚労省によると、2008~2017年の外国人労働者の労災死亡者数は年間6~19人。2017年は死傷者が約2500人で、そのうち死亡者が15人でした。建設業の工事現場や製造業の工場で、高所から転落したり大型機械や作業車に巻き込まれたりする事故が目立つといいます。技能実習生も含まれます。

●厚労省は今後、企業向けの安全対策マニュアルの多言語化などを進めます。その上で、厚労省は、外国人労働者が作業手順などをきちんと理解して安全に働けるような職場環境の確保を企業側に求めていきます。

2018年11月26日 16:11