「ブラックバイト」審判申し立て=大学生「学業に支障」-仙台地裁!(平成27年11月19日.時事通信)
無賃労働や赤字の穴埋めを強いられたとして、仙台市の大学4年の男子学生が、アルバイト先の経営者を相手に未払い賃金や慰謝料など210万円の支払いを求める労働審判を、仙台地裁に申し立てました。●男子学生の代理人弁護士によりますと、劣悪な労働環境で学業に支障が出る「ブラックバイト」に関する労働審判の申し立ては異例といいます。申立書によりますと、男子学生は昨年4月から仙台市青葉区のバーで勤務しましたが、昨年8月~今年2月分の賃金が支払われない上、店の赤字補填の名目で10万円を支払わされたといいます。経営者からの脅迫や暴力もあり、最長で40日間の連続勤務を強いられるなどした結果、試験で単位を落とすなど学業に支障が出たと主張しています。
2015年11月19日 14:37