シャープ:自社製家電、社員に購入要請 5万円目標!(平成27年11月19日.毎日新聞)
経営再建中のシャープは、全従業員を対象に自社製家電の購入を呼びかける製品愛用運動を始めます。取締役や執行役員は20万円、管理職は10万円、一般社員は5万円の目標を設定します。経営危機を理由に、目標額を設定して社員に購入協力を呼び掛けるのは珍しいといいます。●期間は明日20日から来年1月29日まで。対象製品は液晶テレビ、冷蔵庫や洗濯機など家電全般で、専用の販売サイトから申し込むことになります。社員には、購入額の2%分を奨励金として支給します。家電部門担当の専務名で文書を配り、「厳しい難局を乗り切れるよう協力を」と呼びかけました。シャープは「あくまで協力依頼であり、強制ではない」としています。
►ポイント
広報部では「目標数字は強制でなくお願い。ノルマではない」と説明する一方、社内ネット経由で販売するため、どの社員が購入したか、あるいはしていないかの記録は残るといいます。経営危機に陥った旧三洋電機も2004~2005年に同様の取り組みを実施しています。
2015年11月19日 14:39