「残業220時間で7万円は不当」しゃぶしゃぶ店を提訴!(平成27年9月30日・朝日新聞)
月150~220時間以上の残業をさせられたが、月7万円程度の「固定残業代」だったのは不当だとして、東京都内の26歳の男性がしゃぶしゃぶ料理店などを運営する永和商事(東京)に対して、未払い残業代約545万円や地位確認などを求めて東京地裁に提訴しました。●訴状などによると、男性は2013年4月~14年4月、長時間労働を強いられ精神障害になったといいます。固定残業代については、「残業時間が明示されておらず無効だ」と主張しています。また、今年2月に受け取った休職期間満了による自然退職の通知は、休職が業務上の疾病によるもので無効とも訴えている。男性は今年8月、労働基準監督署から労災認定を受けました。
●永和商事は「訴状は届いていないが、残業時間について見解の相違がある。男性は当初、腰痛と訴えて休んでおり、主張は信頼できない」としています。
2015年09月30日 10:37