滋賀県警、巡査長自殺、パワハラ受ける、警部補を処分!(平成27年10月21日・京都新聞)
滋賀県警高島署生活安全課の30代の男性巡査長が今年6月末に自殺していたことが平成27年10月14日、分かりました。滋賀県警監察官室は同日、この巡査長を含む部下3人にパワーハラスメントを働いたとして上司にあたる50代男性警部補を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分にしました。県警監察官室は「自殺とパワーハラスメントの関係は不明」としています。●巡査長は勤務中の平成27年6月30日に行方不明となり、3日後に県内の山中で、自家用車内で豆炭を使って自殺しているのが見つかりました。遺書は見つかっていません。監察官室によりますと、警部補は高島署同課に異動した3月下旬から6月下旬にかけて、部下ら3人に指導名目で「アホかおまえは」「何でこんなことができんのか」と怒鳴ったり、書類を投げ返したり、無料通信アプリLINE(ライン)で「死んでしまえ」とメッセージを送ったりしたといいます。また酒席で、顔や頭を平手ではたいたりしたといいます。
●県警は監督責任を問い署長を本部長注意、副署長を訓戒処分にしました。警部補は降格を申し出ているといいます。首席監察官は「職場環境の改善を進める中、このような事案が発生したことは遺憾。再発防止に努めたい」とのコメントを出しました。
2015年10月21日 10:54