過労自殺で1億円賠償命令 京都地裁、建設会社に!(平成27年9月11日・共同通信)
2011年に京都市伏見区の建設会社「南山建設」に勤務していた当時36歳の男性が自殺したのは、過重労働などによるうつ病が原因として、京都府京田辺市の妻らが会社に1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁は平成27年9月10日、請求全額の支払いを命じました。●判決理由で裁判長は男性がうつ病の診断書を社長に見せていたことに触れ、「健康状態が悪化しているのを認識しており、安全配慮義務違反があった」としました。判決によると、男性は2011年5月26日午前に会社でうつ病の診断書を社長に見せた後、同日午後1時ごろに自殺しています。
2015年09月11日 13:38