医師らに「危険手当」を、労働組合が厚労省に要請!(令和2年4月17日.TBSニュース)
新型コロナウイルスの感染拡大で、過重労働を強いられている医師らに危険手当などを支払うよう、医師の労働組合が厚生労働省に要請しました。●「リスクを負いながら診療にあたることに同意してくれる先生もたくさんいて、そこへの補償に向けた病院への補償というのは当然、あってしかるべきだろうと思う」(全国医師ユニオン事務局長)全国の勤務医で作る労働組合「全国医師ユニオン」が16日、新型コロナウイルスの感染拡大でより過重労働を強いられる医師らのために、厚生労働省に緊急の要請書を提出しました。
●要請書では、感染リスクが高い中、診察する医師らにマスクなどの医療物資が充分に届いていないとして、必要な数を提供できる仕組みを作ることのほか、特別の危険手当や労災補償を支払うよう求めています。全国医師ユニオンは、病院勤務医の4割が新型コロナウイルスの感染拡大の前から過労死ラインを超えて長時間働いていて、「現在の状態が続くと、うつ病になるリスクや過労死に至る可能性が高まる」としています。全国医師ユニオンは「新型コロナウイルスとの戦いは長期化することは避けられず、国に監督と支援を求めたい」としています
2020年04月17日 16:37