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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

尼崎 工場爆発事故で書類送検!(令和2年12月1日.NHKnews)

去年、尼崎市の工場で爆発が起き、作業員2人がけがをした事故で、尼崎労働基準監督署は事故防止の措置を怠ったとして、法人としての会社と工場長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

●去年10月、尼崎市の工業用素材製造メーカー「キンセイマテック」の工場で鉱物をパウダー状にする機械が爆発し、近くにいた40代の男性作業員2人が顔にやけどを負いました。その後の尼崎労働基準監督署の捜査で、金属を粉にして貯蔵庫にパイプで送る途中で静電気が発生し、粉じんに引火したとみられることがわかりました。労働安全衛生法は、静電気によって爆発や火災が発生するおそれがある設備には、「アース」と呼ばれる電気の逃げ道を設けるよう定めていますが、事故があった機械には取り付けていなかった疑いが持たれています。

●労働基準監督署は、法人としての会社と、工場の安全管理の責任者だった40代の工場長を書類送検しました。監督署の調べに対し、工場長は「これまで事故が起きていなかったこともあり、対策を怠っていた」と話しているということです。
2020年12月01日 10:05