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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

アマゾン配送員、飲料ボトルに排尿せざるを得ないことも 同社が認め謝罪!(令和3年4月6日.BBCニュース)

米オンライン販売大手アマゾンは3月2日、配送ドライバーがプラスチックボトルに排尿せざるを得ない場合があると認めました。同社はこの問題を指摘した米下院議員に対し、当初はそうした事実はないと反論していましたが、誤って否定してしまったと謝罪しました。

●下院議員のマーク・ポカーン氏(民主党、ウィスコンシン州)は先月25日、アマゾンが「労働者に飲料ボトルに排尿」させているといったツイートを投稿しました。これに対しアマゾンの公式ツイッターアカウントは、「もしそれが本当なら、誰ひとり私たちのために働かないだろう」と反論していました。しかしその後、ドライバーたちが飲料ボトルに排尿していたことを裏付ける証拠が浮上。同社は謝罪に追い込まれました。アマゾンは声明で、「ポカーン議員に謝罪しなければならない」、「あのツイートは間違っていた。当社の多数のドライバーのことを考慮せず、当社の配送センターのことしか考えていなかった」と述べました。そして、すべての配送センターには従業員が「いつでも」利用できる数十個のトイレが設置されていると付け加えました。

●ポカーン議員はアマゾンについて、アラバマ州の主要施設における労働組合結成にむけた動きに反対していると批判してきました。「労働組合をつぶしたり、労働者に飲料ボトルに排尿させたりしているのなら、労働者に時給15ドルを支払っていても『進歩的な職場』とは言えない」と、ポカーン氏は先月25日にツイートしました。するとアマゾンは直後に「ボトルに排尿するなんてことを本当に信じているわけじゃないですよね? もしそれが本当なら、誰ひとり私たちのために働かないだろう」と反応しました。その後、複数の報道機関が、多くのアマゾン従業員が仕事中にプラスチックボトルに排尿をするしかない状況に置かれていることを認めたことを報じました。従業員らは配送センターのスタッフと配送ドライバーの両方の過酷な労働慣行についても証言しています。米オンラインメディア「ザ・インターセプト」も、アマゾンの幹部がこのような事態を認識していたことを示唆する内部文書を入手したとしています。
2021年04月06日 08:50