厚労省 雇用保険料の引き上げ検討 雇用調整助成金で財源不足!(令和3年8月17日.FNN)
厚生労働省が、雇用保険料の引き上げの検討に入ることがわかりました。●新型コロナウイルスの影響で、企業が従業員に支払う休業手当を助成する「雇用調整助成金」の給付決定額が4兆円を超え、財源が不足していることから、厚労省は雇用保険料の引き上げの検討に入ります。
●雇用保険は、仕事を失っても生活に困らないようにするための事業と、雇用安定や能力開発の事業に大きく分けられていて、保険料は労使双方が支払い、一部には国費も充てられています。具体的な引き上げ率は、2021年秋にも議論され、早ければ2022年の通常国会に雇用保険法の改正案を提出する方針です。
2021年08月17日 09:20