TOP

一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

労働組合 加入者の割合 推定16.9% 長期的に低下傾向続く!(令和4年1月11日.NHKnews)

企業などで働く人のうち、労働組合に加入している人の割合は去年6月の時点で推定で16.9%と、前の年より0.2ポイント低下したことが厚生労働省のまとめでわかりました。

●厚生労働省によりますと、労働組合に加入している人は去年6月の時点で1007万8000人と、前の年より3万8000人減少しました。企業などで働く雇用者数は5980万人と、前の年より51万人増えました。その結果、労働組合に加入している人の割合を示す組織率は推定で16.9%と、前の年より0.2ポイント低くなりました。
主な団体別では
▽「連合」が699万人(前年比-3万人)、
▽「金属労協」が201万8000人(前年比-1万5000人)、
▽「全労連」が72万4000人(前年比-1万4000人)などとなっています。
また労働組合の推定組織率を民間企業の規模別でみると、従業員1000人以上では39.2%となっていますが、従業員が99人以下では0.8%となっています。

●労働組合に加入しているパートタイム労働者は136万3000人と前の年より1万2000人減少し、統計を取り始めた平成2年以降ではじめてマイナスとなりました。組織率は推定で8.4%と、前の年より0.3ポイント低くなりました。厚生労働省は「労働組合の組織率は長期的に低下傾向が続いていて卸売業や小売業などの一部を除き多くの業種で組合員が減少している。労働組合に加入するパートタイム労働者の数が減少した理由については詳しく分析できていないが、今後の動向を注視していきたい」としています。
2022年01月11日 09:17