TOP

一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

警部補自殺はパワハラや長時間労働が原因 公務災害に認定!(令和4年1月27日.NHKnews)

おととし、佐世保警察署の男性警部補が自殺した問題で地方公務員災害補償基金長崎県支部は、男性の自殺は上司のパワハラや長時間労働が原因だったとして公務員の労働災害にあたる公務災害に認定しました。

●おととし10月、佐世保警察署の交通課係長だった40代の男性警部補が自宅で自殺しています。遺族などによりますと、残された遺書には上司2人からパワハラを受けていたことが記されていたほか、過労死ラインを大幅に超える月200時間前後の時間外労働を余儀なくされていたということです。このため、遺族はパワハラや長時間労働が自殺の原因だとして、去年2月、地方公務員災害補償基金長崎県支部に公務員の労働災害にあたる公務災害を申請していました。そして25日、警部補の妻と代理人が長崎県庁で記者会見を開き、令和4年1月24日付けで公務災害に認定されたことを明らかにしました。

●認定を受けて、妻は、「きのう公務災害認定の電話を受け、震える手を押さえながら主人に『認定が降りたよ』と報告しました。尊い命が失われないよう、職場環境が改善されることを期待します」と話していました。これに対して県警察本部の橋本真和警務部長「職員が亡くなったことを重く受け止めて、ハラスメント防止を県警察の重要課題として、風通しのよい、職場作りに向けた取り組みを継続的に進めてまいります」とコメントしています。
2022年01月27日 09:19