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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

2月失業率は2.7%に改善、有効求人倍率1.21倍で0.01ポイント上昇!(令和4年3月29日.ロイター通信)

総務省が令和4年3月29日発表しました2月の完全失業率(季節調整値)は2.7%で、前月(2.8%)から0.1ポイント2か月ぶりに改善しました。ロイター予測は2.8%でした。厚労省が発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は1.21倍で、前月に比べて0.01ポイント上昇となり2カ月連続で改善しました。新型コロナウイルスのオミクロン株が急拡大し、求職活動を控える人が増えたためとみられます。求人数と求職者数はいずれも前月に比べ減少しました。

●有効求人倍率は求職者1人当たりの求人数を表し、数値が高いほど職を得やすいということを意味します。都道府県別では、最も高い福井が1・91倍。もっとも低いのは沖縄の0・79倍でした。他に1倍を下回ったのは、埼玉、千葉、神奈川、兵庫でした。厚生労働省は「持ち直しの動きがみられるが、新型コロナウイルスや原材料価格の高騰などの影響が懸念され、今後の先行きは不透明だ」としています。

●新規求人を産業別に去年2月と比べますと、
▽「宿泊業・飲食サービス業」はプラス28.4%、
▽「製造業」はプラス27.6%、
▽「情報通信業」はプラス18.1%などとなっています。

都道府県別の有効求人倍率を就業地別でみますと、 最も高いのは、
▽福井県で2.07倍、 次いで
▽島根県で1.76倍、
▽富山県で1.69倍などとなっています。

最も低かったのは、
▽沖縄県で0.86倍、
▽神奈川県で0.93倍、
▽東京都で0.94倍などとなっています。
 
2022年03月29日 09:30