働く高齢者18年間連続増、65~69歳は「2人に1人」 総務省推計!(令和4年9月21日.朝日新聞)
65歳以上の高齢者の人口は前年より6万人増えて3627万人、総人口に占める割合(高齢化率)は29・1%となり、それぞれ過去最高を更新しました。高齢人口に占める就業者の割合は25・1%、65~69歳に限ると、割合は50・3%となり、初めて5割を超えました。政府は、人口減による人手不足対策として、高齢者の就労を後押ししています。●2022年9月19日の「敬老の日」に合わせて、総務省が推計しました。高齢者の女性は2053万人(女性人口の32・0%)、男性は1574万人(男性人口の26・0%)。年齢別では75歳以上が1937万人で総人口の15・5%を占めています。理由について同省は「団塊の世代(1947~49年生まれ)が2022年に75歳を迎え始めたことが考えられる」としています。80歳以上は1235万人で前年より41万人増えました。
●高齢化率は世界200カ国・地域(人口10万人以上)のうち最高で、2位イタリア(24・1%)、3位フィンランド(23・3%)を大きく上回っています。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、第2次ベビーブーム世代が65歳以上になる2040年には、総人口の35・3%が高齢者になると見込まれています。労働力調査によりますと、昨年の高齢者の就業者数は過去最多の909万人。18年連続の増加となりまし。
2022年09月21日 09:53