20代女性「セクハラで自殺」 両親らサイゼリヤを提訴!(平成27年7月22日・東京新聞)
レストランチェーン「サイゼリヤ」の店員だった20代女性が自殺したのは、副店長によるセクハラやストーカー行為などが原因として、女性の両親ら3人が平成27年7月21日、会社と当時の上司2人に計約9700万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴しました。●訴状によると、女性は2013年4月に関東地方の店でアルバイトとして働き始め、正社員を目指していた。女性は、当時の上司だった男性副店長から体を触られたり、罵倒や無視といったパワハラも受けており、昨年12月に自宅で自殺しました。男性店長は、副店長の行為を知りながら何ら対策を講じなかった。
●提訴後、女性の親族が東京都内で記者会見し「娘にとってサイゼリヤは救いようのない職場だった。基本理念の『人のため 正しく 仲良く』が徹底されていれば娘は死ななかった」とする女性の母親のコメントを読み上げました。サイゼリヤは「訴状が届いた時点で弁護士と内容を協議し対応する」としています。
2015年07月22日 15:35