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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

春闘 非正規労働者 一律10%の賃上げ要求へ 個人加入の労組!(令和5年2月16日.NHKnews)

春闘が本格的に始まる中、さまざまな業界で非正規雇用として働く人たちが会見を開き、勤務先の企業に対して、合同で一律10%の賃上げを求めていく方針を明らかにしました。

●会見は、飲食業や小売業などで非正規雇用として働き、個人で加入できる労働組合に参加している人たちが開きました。この中では、ことしの春闘に合わせて、全国16の労働組合に参加する非正規雇用の人たちが合同で勤務先の企業33社に対して一律10%の賃上げを要求するとしています。物価高の影響が広がる中、正社員に支払われる物価高の手当が非正規には支給されないとか、会社から賃金を下げられたといった実態があるとして、こうした状況を改善すべきだとしています。飲食業で非正規として働く男性は「賃金がほとんど上がらない中、光熱費などが上がって生活は苦しくなる一方です。春闘で非正規が置き去りにされないように参加しました」と話していました。

●今回の取り組みを呼びかけた1人、青木耕太郎さんは「これまでもギリギリで生活してきた人にとっては物価高で切り詰めるところがない状態だ。これまで春闘に加われなかった人たちが声を上げているので、大企業から中小企業まで賃上げを波及させていきたい」と話していました。総務省によりますと、国内で働く非正規雇用の人は去年の時点でおよそ2100万人と労働者全体の36.9%に上っていて、ことしの春闘では非正規雇用の人たちの賃上げも焦点となっています。団体では、令和5年2月19日に非正規雇用の人を対象とした賃金に関する無料の電話相談を開くことにしていて、0120-333-774で午前10時から午後3時まで受け付けます。
2023年02月16日 09:16