県内の労災死亡事故 半年間で去年1年間の件数に並ぶ!(令和5年7月31日 NHK NEWS WEB 佐賀)
県内では、先月までの半年間で、労働災害による死亡事故が4件とすでに去年1年間の件数に並んでいます。佐賀労働局は、事業所などに安全の徹底を呼びかけています。●佐賀労働局によりますと、県内では、3月に、伊万里市の道路工事現場で警備員が、交通誘導を無視して進んできた乗用車にはねられ死亡したほか5月には、唐津市でショベルカーが横転し作業員が死亡するなど、ことし6月までの半年間で4件の事故が起き、4人が亡くなりました。 これは、去年1年間に起きた労働災害による死亡事故と同じ件数にのぼります。
●労働局によりますと、中高年齢層の作業員が事故にあうケースが目立ち、交通事故や転倒、はさまれなど形態も多岐にわたるということで作業のさまざまな場面で、事故への注意が必要だとしてます。このほか、法律に基づく安全対策が守られていなかったケースもあったということです。
●佐賀労働局は、「経営トップが労災防止活動の重要性を十分に認識するとともに、作業現場では手順を守って安全な作業を心がけてほしい。また、今の時期は熱中症にも十分に気を付けてほしい」と、呼びかけています。
2023年07月31日 13:52