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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

5月実質賃金は-0.1%、25カ月連続マイナス=毎月勤労統計!(平成27年6月30日・ロイター通信)

厚生労働省が30日発表しました5月の毎月勤労統計調査(速報)によりますと、物価の変動を考慮した実質賃金は前年比0.1%減となり、25カ月連続でマイナスとなりました。減少幅は2カ月連続で0.1%と小幅にとどまりました。

●実質賃金は4月速報で2年ぶりにプラスとなりましたが、確報ではマイナスに下方修正されました。確報では正社員に比べて収入の少ないパート労働者の比率が高まる傾向があるため。プラス圏に再浮上する可能性について、厚労省では「物価の伸びが確定的でないため確たることは言えない」としています。

●現金給与総額(事業所規模5人以上)は前年比0.6%増の26万8389円。2カ月連続で増加しました。就業形態別では、正社員などフルタイムで働く一般労働者が同0.7%増。パートタイム労働者は同0.5%減でした。

●このうち所定内給与は前年比0.3%増と3カ月連続で増加しました。一般労働者は同0.2%増、パートタイム労働者は同0.5%減でした。所定外給与は前年比1.6%減で3カ月連続で減少しました。総実労働時間は前年同月比2.7%減でした。
2015年06月30日 14:21