給与遅配で全社員が退職願 生放送できなくなったFM局!(平成27年6月25日・産経新聞)
三重県鈴鹿市のコミュニティーFM「スズカ・ヴォイス・エフエム」の運営会社で給与の遅配があり、社員8人全員が退職願を提出、平成27年6月20日から出社していないことが、分かりました。運営会社のホームページなどによりますと、スズカ・ヴォイス・エフエムは平成21年3月に放送開始。出力は20ワットで、津市、四日市市の一部でも聴取可能といいます。24時間の放送時間中、自社制作番組を8時間程度放送しています。●関係者によりますと、平成27年6月20、21日の放送予定だった自社制作の生番組は放送中止となり、そして放送機器を扱える社員がいなくなったため、社外の人に操作してもらい、他社が制作した番組を放送しました。
●6月19日に支払いを予定していた給与が振り込まれず、会社側から説明もなかったといいます。会社側は6月22日に給与を支払いました。加藤代表取締役は「ご迷惑をかけて申し訳ない。19日に経理担当の社員に給与を支払うよう命じたが、振り込まずに退職してしまった」と説明。退職願を提出した社員は「スズカ・ヴォイス・エフエムを愛しているが、今の状態のままでは復帰するつもりはない。リスナーには本当に申し訳ない」と話しています。
2015年06月25日 14:24