大きさ不慣れなバス運転、採用時に講習義務 国交省方針!(平成28年2月1日.朝日新聞)
長野県軽井沢町のスキーツアーバス事故を受け、国土交通省は、バス事業者が運転手を採用する際、運転手が長年運転していない大きさのバスを運転する場合、講習を義務づける方針を固めました。●小型バスと大型バスではブレーキの仕組みなどが異なるためで、安全確保を目指します。大型バスと小型バスでは、ブレーキや変速の仕組みが異なります。メーカーからは「大型免許取得者でも経験を積まないと山道で大型バスを運転するのは難しい」との声がきかれます。
●国交省は、違う大きさの車に乗務させる際は、講習を免除しない方針で検討を始めました。どのくらいの期間運転していないと講習の対象にするかや、事業者がどう運転期間を確認し、講習を徹底するかなど、実効性の確保は今後、議論する予定です。指針は早ければ今春の改定を目指します。
2016年02月01日 13:50