サニックス全従業員の2割削減・東芝の人員削減、3割増!(平成28年4月18日.産経新聞)
平成28年4月15日、サニックスは、グループ全従業員の約2割に当たる500人の希望退職者を募集すると発表しました。また、同日、東芝は、人員削減規模の3割増を発表しました。●福岡市のサニックスは、グループ全従業員の約2割に当たる500人の希望退職者を募集すると発表しました。再生可能エネルギーの買い取り条件の見直しで、主力の太陽光発電事業の不振が続いているため。2015年度に838人が希望退職し、70人を整理解雇したのに続く措置となります。5月16日~31日まで受け付け、7月30日までに退職することになります。退職者には特別退職金を支払い、再就職を支援します。また経費削減で千葉や宮崎などの6営業所を6月中に廃止するほか、大阪市の物流拠点も6月末に閉鎖する予定です。統廃合にかかる費用を特別損失に計上することなどから、2016年3月期連結決算の最終損失予想を、24億円から38億円に下方修正しました。
●東芝は、1月中旬から募集してきました従業員の早期退職優遇制度に3449人の応募があったと発表しました。これに伴い、配置転換を含む人員削減数は当初見込みの1万840人から約3割多い1万4450人に膨らみました。応募者の大部分が3月31日付で退職となり、退職金の特別加算金や再就職支援サービスにかかる費用は約420億円となる見込みですが、平成28年3月期業績見通しには計上済みといいます。
2016年04月18日 09:32