シャープに慰謝料3700万円、解雇のフィリピン人派遣労働者37人!(平成28年5月25日.産経新聞)
三重県のシャープの工場で働き、昨年8月に解雇されたフィリピン人派遣労働者37人が平成28年5月24日までに、シャープと人材派遣会社の計4社に計3700万円の慰謝料を求め津地裁に提訴しました。人材派遣会社には地位保全や判決確定までの未払い賃金支払いも求めています。●原告が加入する労働組合によりますと、37人は三重県松阪市の人材派遣会社2社のいずれかに雇用され、同県多気町にあるシャープや下請け会社の工場に派遣されました。工場の業績が悪化したなどとして昨年7月に全員が解雇通知を受け、翌8月に解雇されたとしています。
●津地裁は今年3月、原告のうち3人が派遣会社に地位保全などを求めた仮処分申し立てに対し、解雇を無効とする決定を出していました。会社側は異議を申し立てています。
2016年05月25日 13:31