労働相談で「いじめ」4年連続トップ、統計史上で最多!(平成28年6月9日.産経新聞)
厚生労働省は平成28年6月8日、平成27年度に各地の労働局などに寄せられた労働相談のうち「いじめ・嫌がらせ」に関するものが4年連続で最多の6万7000件だったと発表しました。前年度より4000件増え、統計史上でも最多件数。全体の相談件数は6000件増の24万5000件でした。●いじめ・嫌がらせの内容は暴言に関するものが圧倒的に多く厚労省の担当者は「パワハラという言葉が浸透し、小さなことでも相談する人が増えたのではないか」と説明しています。いじめに次いで多かったのが「解雇」「自己都合退職」で、それぞれ3万8000件。相談の8割は労働者からでした。
●助言・指導の申し出は8900件、あっせん申請は4800件。こちらも、いじめ・嫌がらせに関するものが最も多かったといいます。
2016年06月09日 09:58