完全失業率7月は3.0%で21年2カ月ぶり低水準、有効求人倍率横ばい!(平成28年9月1日.ロイター通信)
総務省が発表しました7月の完全失業率(季節調整値)は3.0%となり、前月から0.1%ポイント改善して21年2カ月ぶりの低水準となりました。厚生労働省が発表しました同月の有効求人倍率(季節調整値)は1.37倍となり、24年10カ月ぶりの高水準となった前月から横ばいとなりました。●雇用情勢は改善基調が継続しています。完全失業率において、季節調整値で見た7月の就業者は前月比20万人増の6476万人となり、4カ月連続で増加しました。一方、完全失業者は同7万人減の201万人で2カ月連続の減少です。非労働力人口は同12万人減の4394万人となりました。この結果、完全失業率は前月から0.1%ポイント改善し3.0%となりました。これは1995年5月以来の低水準です。総務省では「雇用情勢は引き続き改善傾向で推移している」と判断しています。
●有効求人倍率は1.37倍。新規求人倍率は2.01倍と前月と同水準。有効求人数は前月比0.7%増、有効求職者数は同0.4%増でした。
►ポイント
7月完全失業率------3.0%
7月有効求人倍率----1.37倍
2016年09月01日 09:26