労働時間、是正目標を…国際水準に!(平成28年9月8日.毎日新聞)
加藤働き方改革担当相は、長時間労働の是正に関し「国際比較したうえで是正されるべきだ。その立場で議論していかなければならない」と語り、国際的な労働時間の水準を参考にして、是正目標を設定すべきだとの考えを示しました。●長時間労働の是正は「働き手にとってプラスなだけではない。生産性の向上により企業側の収益拡大にもつながる」と述べ、企業側に協力を求めました。
●今月下旬にも初会合が開かれる安倍首相が議長の「働き方改革実現会議」の位置づけについては、「首相が問題解決の先頭に立ち、取り組む場だ。ここで一元的に議論して政府全体としての答えを出す」と説明。厚生労働省などで似たテーマを扱ってきた既存の組織とは性格が異なると強調しました。同一労働同一賃金については「日本の雇用環境を踏まえながら議論を進めていきたい」と語りました。
2016年09月08日 09:30