関電原発技術者が自殺、労災認定 高浜2基の審査に対応!(平成28年10月20日.朝日新聞)
運転開始から40年を超えた関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の運転延長を巡り、原子力規制委員会による審査に対応していた関電課長の40代男性が4月に自殺し、敦賀労働基準監督署が労災認定していたことがわかりました。2基は7月7日までに規制委の審査手続きを終えなければ廃炉が迫る状況にありました。●関係者によりますと、男性は工事関係の技術系の課長。高浜1、2号機の審査手続きに含まれる工事計画認可申請を担当し、規制委への説明や対応にあたっていたといいます。4月に出張先だった東京都内のホテルで自殺しているのが見つかりました。
●男性は管理職に適用される管理監督者に該当するとされ、労働基準法による労働時間の規制から外れます。しかし、会社側は管理監督者についても健康状態を管理し、過重労働とならないよう努める義務があります。
2016年10月20日 14:40