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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

高校で労働法令の授業 厚労省が教職員向け冊子!(平成29年5月9日.日経新聞)

厚生労働省は労働関係法令に関する授業を高校で普及させることを目的に教職員向けの冊子を作成しました。生徒がチームを組んで労働関係の法律案を作ってみたり、過労死などの労働問題を学んだりする20のモデル授業案を紹介しています。働き始める前に労働関係のルールを学び、職場でトラブルに巻き込まれるのを防ぐ目的です。

●冊子は全国の高校に配布し、公民科などの授業で活用してもらいます。モデル授業の内容としては、最低賃金制度や労働組合の基本、職場でのハラスメントの問題など、働く上で必要な知識が幅広く身につくようになっています。

●具体的なモデル授業の一例としては、学生の考える力を育むために、労働関係の法律を実際に作ってみることを提案しています。社会人1年目の会社員が、残業代が支払われないため上司に文句を言ったところ解雇されたというケースを想定し、この会社員を守るには、どのような法律が必要かを考えることで、既存の労働関係法令の理解が深まるとしています。
2017年05月09日 12:27