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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

勤務間インターバル、導入は努力義務 休息の長さも焦点! (平成30年7月30日.朝日新聞)

サッポロビールは4月から、仕事を終えて次に働き始めるまでに10時間の休息を取らせる「勤務間インターバル制度」を始めたそうです。居酒屋をまわって取引先を開拓する職場は仕事が夜遅くなりがちですが、それでも従来は午前9時の始業時間は変わりませんでした。制度の導入により、終業が遅くなった時は始業もずらせるようになり、30代の営業職の社員は「睡眠不足が解消され、体調がよくなった」と話しています。

●働き方改革関連法では、こうした勤務間インターバル制度を導入するよう、来年4月から企業に努力義務を課します。不眠不休の無理な働き方を防ぐことに直結するため、労働側には「過労死防止の切り札」との期待が高い制度です。サッポロビールのように先取りして導入する企業も増えており、ニトリは昨年8月に開始。今年の春闘でも、日立製作所や日本郵政グループなどが導入を決め、連合の集計では導入決定企業は186と昨年の2倍になっています。

2018年07月30日 09:22