無期転換直前に雇い止め「不当」日通元従業員が提訴 ! (平成30年8月2日.朝日新聞)
物流大手「日本通運」で有期雇用契約で働いていた男性(38)が、無期雇用契約への転換を希望できる時期の直前に雇用を打ち切られたのは不当だとして、同社に従業員としての地位確認などを求める訴訟を平成30年7月31日、横浜地裁川崎支部に起こしました。
●訴状などによりますと、男性は2012年9月から同社川崎支店で派遣社員として勤務。改正労働契約法で、契約期間が通算5年超になると無期契約が希望できるルールが導入された後の2013年7月から、同社の直接雇用の従業員になりました。1年契約を4回更新した後、契約期間が5年超となる前日の今年6月30日に雇用を打ち切られたといいます。
●日通広報部は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。同社に対しては、4月にも別の元従業員が東京地裁に同様の訴訟を起こしています。
2018年08月02日 09:20